レンタルオフィスの設備/環境
防音性能、耐荷重性を追求した構造設計上のこだわり。

室内を区割りし、
個室化されているレンタルオフィスCUBE24の利用環境下において、
最大の課題は、
「音漏れ」に対するプライバシーの確保でした。
隣室の物音や会話内容が聞き取れる状況では、
その利用価値が半減してしまうからです。
また、
このような環境でビジネスに集中し、
あなたのお仕事がはかどるはずもありません。
そこで、
私たちがまず真っ先に取り組んだのは、
音漏れの最大の原因となる天井裏への対策でした。
音は振動波となって建造物内部を伝播するため、
天井裏に新たな防音壁を設けることで振動の伝達を抑制しております。
さらに、
直接的に音波の衝突する各室間仕切り壁への対策として、
通常のレンタルオフィスや中小規模のビルとは防音レベルの異なる、
四層構造にもなる防音壁を採用いたしました。
これらの目に見えない防音対策により、
CUBE24では、
通常の賃貸事務所やレンタルオフィスよりも数倍の防音性能を実現しているのです。
そして、
次の課題となったのは、
床面に対する耐荷重性能の問題でした。
搬入物の重量予測が困難な賃貸事務所において、
通常のOAフロアではその耐久性に疑問が生じたためです。
この問題を克服するため、
私たちが採用したのが超高度軽量コンクリート製のOAフロアでした。
これは、
共同カイテックの国際平和会議場や新宿センタービル、
更には、
渋谷クロスタワーなどにも採用されているJAFA規格300N適合品であり、
重量物や移動書庫などの設置も可能な、
オフィス利用において特に実績のある高級素材です。
このような構造設計上のこだわりは、
私たちが目指したオフィス設計が、
見た目の豪華さや華やかさだけではなく、
機能性や耐久性といった、
「質」にこだわるオフィス設計であることの証明でもあります。
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